ブランド品は老若男女問わず人気のあるアイテムです。デザイン性に優れておりフランスやイタリアのエスプリを感じることができます。日本人はアジア人であるという潜在的なコンプレックスを抱えているために、こうしたイタリアやフランスのブランドを身に付けるとこうしたコンプレックスが補完され、自分に自信をもつことができるようになります。また日本人はブランドを持つことは金持ちの象徴と考える傾向も強く、見栄を張ったり自分を高いくらいの人間に演出するためにブランドを意図的にファッションに取り入れる傾向にあります。
しかし最近若い人の間では単に見栄を張ったり、威勢を張るためのアイテムとしての捉え方ではなく、ブランド品をプチプライスアイテム同様自分がおしゃれを楽しむためのアイテムとして捉えています。そのためファッション性に優れたブランド品をできるだけ安く購入しようとする動きが見られます。アラサーやアラフォー以上の世代はブランドをブティックや路面店で購入できることをステイタスと考え、そのことで自尊心も満たされます。しかし10代や20代の人はそうした見栄や拘りがなくインターネット通販でできるだけ安く購入しようとします。
インターネット通販のショップでは決してブティックと同じようにいつも最新のコレクションが品揃えされているとは限りません。しかしデザインが昨シーズンのものであるためにブティックや路面店よりも一割から三割程度安く購入することができます。またイタリアやフランスからの直輸入ならではのレアものをリーズナブルな価格で購入することもできます。また若い世代の人は中古品でも抵抗がないために、頻繁にネット上で中古のブランドをやり取りする動きが見られます。
ブランドをネット通販でリーズナブルに購入し、そのアイテムに飽きたらネット上で転売するのであまりお金をかけずに高級なおしゃれアイテムを楽しめるようになっています。